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自公政権が続いても運動で要求湿原を目指そう!

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先日、道の駅たかので「リンゴはどこへ行きゃああるんかいの」と尋ねられました。
道の駅の店頭にはなく、お客さんが何とかして高野リンゴを手に入れたいと言われるので「アップルロード沿いにりんご園がありますから行ってみて下さい。でも、不作でほとんど店先では売っていないと思います」と案内しました。その話を班会ですると「ホンマに品物が無うて、贈答用の箱物は数が限られとる。ビニール袋で訳あり品を作れるだけつくって、売り切れたら店を閉める状態のりんご園がほとんど」とのことでした。
トマトも安値補償の基準を下回る安さ、大根もほうれん草も植え付け時期に雨が続いて予定どおりに出荷できない状態が続いたそうです。お米は農協の買い取り価格の引き下げが影響して、去年より1袋円以上の減収になり、「こ600れじゃあ大規模農家ほど影響が大きい。零細農家は赤字になるけぇこれをキリにやめる人が出そうなで」とのことです。それなら何で自民党が過半数になったんかねぇと尋ねると「危機になりゃあ保守に頼るんが日本人なんよ。野党に任せてみようとは思わんのは、民主党政権の失敗が身に染みとるけぇよ」と話しておられたのが印象的です。
政策合意を結び政権交代をめざした今回の総選挙は、自民党、立憲民主党、共産党の議席減少の反面、維新の会が3倍になるという結果になりました。「野党は共闘」という市民連合の訴えが、自民党有力議員や元閣僚などを落選させるなどの成果もあります。選挙結果にかかわらず、自公政権の下でも休業補償金や家賃支援金などを勝ち取ったのはねばり強い運動と世論の力です。インボイスの中止を求めて世論を広げることが急務です。

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