核兵器廃絶を遠ざけたサミット
大変な警備と行動規制で営業や生活に影響を及ぼしたG7広島サミットが終わりました。テレビは大々的に動向を中継し、政府は「大成功」だったといいますが、「被爆地・広島出身の」岸田総理が、原爆碑の前で核の使用を前提とする核抑止を盛り込む「広島ビジョン」を誇示するという、信じがたい幕切れとなりました。
被爆者や市民団体からは、失望の声があがっています。
また、ロシアによるウクライナ侵略に対して武力での解決をめざす意思表明をしたことは、憲法9条が定めた「武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」に明確に反するものです。衆議院解散総選挙がささやかれています。
こんな「被爆地出身の総理大臣」には退陣していただくしかありません。