政治を変えるチャンス
特別国会が召集され、石破首相の所信表明演説とそれに対する各党の代表質問が行われました。
ハッキリしたのは自公政権には裏金疑惑に対する自浄能力がないこと。石破首相自身の派閥の政治資金不記載についても「単なる事務的ミス」だとして、赤旗日曜版が指摘した部分についてのみ訂正しただけで、それ以上の調査をすることは否定しました。
また、小規模事業者に過大な納税と事務負担を強いているインボイス制度の廃止もしない、消費税の減税もしない、金融取引に課税強化はしない、マイナ保険証は見直ししない、夫婦別姓制度は慎重な検討が必要などと、国民の要求にはすべて背を向けていることが明らかになりました。
反対に、憲法「改正」や防衛費の増額、大企業に対する補助金の増額、あらゆる場面での「自己責任論」を展開し、いわゆる「新自由主義路線」の継承が明らかになりました。
失われた30年の遅れの原因にきちんと対処し、経済を回復するためにも社会保障の充実が求められています。生活できる賃金や社会保障があってこそ経済の好循環が生まれます。
総選挙での耳障りのいい公約だけではなく、これまでの実績も確かめて、私たちの願いを実現する政党と候補者を選びましょう。総選挙でインボイス廃止と消費税減税を実現しましょう!