小規模自営業者・家族農業を発展させる立場に立った議員と市長を選ぼう
確定申告が終わりほっとしたものの、気忙しい年度末です。ご家族の卒業や進学、就職や退職などで、バタバタされている人も多いのではないでしょうか。
庄原市も心機一転、4年に1回の市長、市議会議員選挙が始まります(6日告示、13日投開票)。市長選挙は現職が勇退を表明され、新しい市長を選ぶ選挙となりそうです。
市議会議員は定数1減19名不出馬のを表明された現職も多く、多数の新人が立候補を予定されており、活発な選挙戦が予想されます。
少子高齢化が急速にすすむ庄原市をどのようにしていくのかが問われています。
この4年間、コロナ禍の影響もあり事業者の数も減っています。
私たち民商は、豊かな自然環境をいかした産業興しと、地域循環型経済の実現で、小規模・家族経営事業者、農林業者が、好きな商売を続け暮らしていけるような街づくりをめざして運動しています。
市議会へは国保税の引き下げやインボイス制度中止を求める意見書の採択などを求め働きかけてきました。
国、県が決めたことだから仕方ない、とするのか、市民の生活を守る立場で動くのかでは、全く違う議員活動となります。
実績と政策で判断しよう
自営業者の多くが加入する国保税の引き上げに反対したのは誰か、インボイス導入中止の請願を変質させたのは誰かなども参考にしましょう。
市会議員選挙では「地元から議員を出さにゃぁいけん」との思いがあることは理解できますが、議員には住民の目線で行政をチェックする役割、市民全体の福祉の向上をめざす活動が求められます。候補者の政策をよく聞いて、4年間を任せられる議員、市長を選びましょう。13日に投票に行けない場合は、「期日前投票」を利用し大事な1票を投じましょう。
(参考)
庄原市議会基本条例第3条
(1)議会が言論の府であること及び合議制の機関であることを十分認識し、議員間の自由な討議を重んずること。
(2)市政の課題全般について市民の意見を的確に把握するとともに、自己の能力を高める不断の研さんによって、市民の代表としてふさわしい活動をすること。
(3)議会の構成員として、市民全体の福祉の向上を目指して活動すること。