庄原市中小企業施策検討会議に出席
6月26日、庄原市役所4階で開かれた見出しの会議(事務担当者)に事務局長が出席しました。
会議には広島みどり信用金庫、広島銀行庄原支店、日本政策金融公庫広島支店の金融機関と
庄原商工会議所、東城町商工会、備北商工会及び庄原民商の商工業者団体と担当課の商工林業課から3名が出席。
担当課から中小企業支援制度の紹介と過去3年間の申請状況について報告がされました。
その後の意見交換で、民商からは事業承継について後継者難から廃業を選択する業者が多いことを報告し、行政としても
住民の生活を守る立場から支援策の検討を訴えました。
続いて金融機関から融資制度についての意見が出され、「事業者にとってメリットを感じられる融資制度に」との発言に
各商工会からも「小口資金で1年間の据え置き制度はどうか」「融資目的により差別化した利率にするといった工夫はできないか」など
の意見も出されました。民商からは「せめて保証利率を含めて公庫並みの金利にしないと市融資の利用を勧めにくい」と要望しました。
その後、創業支援制度をトータルで相談できる窓口があればいいという意見が参加者の多くから出され、意見交換としては有意義な
会合になりました。
担当課ではこれらの意見を踏まえた検討を行い、具体的な案を作成して検討会を開くことを提案し会議を終えました。
事務担当者の会議だけあって、具体的な要望や意見が出され、継続した取り組みを働きかけていくことが重要だと感じられました。