0824-72-3762

〒727-0004 広島県庄原市新庄町131−3

分割納付も誠意が必要!

朝一番に「大変なんじゃ。こんなんが来た」と来所したKさん。

ここ数年消費税を分納していたのですが、税務署から書留で督促がきたとのことです。

事情を聞いてみると、何度か納税相談をして納付していましたが、ここ数ヶ月約束通りの支払ができず、連絡もしていなかったとのことでした。

すぐに税務署へ行き、再度納税相談をしましたが、当初より条件が悪くなりました。

市役所や税務署と納税相談をし分割納付している人がおられますが、遅れる時には連絡を入れ事情を説明すれば、強権的徴収はされていません。融資の返済も同様ですが、支払が遅れそうな時は事前に相談をすることが、自衛手段として有効です。

雇用保険料率が4月から変わります

昨年の4月と10月に保険料率が上がったばかりですが、令和5年4月から事業主・労働者分両方が負担増となります。給与計算、気をつけましょう。
負担は増えるばかり!

3・13重税反対全国統一行動 庄原集会

力を合わせて仲間を増やす運動を!

3・13重税反対全国統一行動庄原集会と集団申告が終わり、年度末を迎えています。民商では1月から3月を「春の運動」期間とし、仲間を増やす活動に特に力を入れています。確定申告に向けた自主計算を通し、税金の集め方や使われ方に関心を持ち、おかしいことには声をあげよう、納税者の権利を守ろう、そのためにも仲間を増やそうと呼びかけています。

仲間増やしには、会員のみなさんからの紹介が欠かせません。

☆まだ確定申告ができてない。

☆労災・雇用保険に加入したい。

☆インボイス制度がよくわからない。

☆記帳の仕方を知りたい。

などの声を聞かれましたら、気軽に声かけをお願いします。

自主計算をすすめ、二つの署名で悪法阻止と、インボイス制度中止を勝ち取ろう

長引くコロナ禍の影響や、燃料・物価高騰で私たちの商売、くらしはギリギリのところまできています。通常国会が始まりましたが、政府は5年間で兆円の防衛費、43憲法違反の安保3文書改訂など、財界・大企業とアメリカいいなりの悪政を強行しようとしています。
また、民商・全商連などが進めてきた「自主申告運動」へ国の介入に道を開く「税務相談停止命令制度」の創設を含む税理士法・所得税法の改悪案を予算案とともに成立させる構えです。インボイス中止・延期とともに、自主申告運動を守り、納税者の権利擁護を求める運動が急務です。宣伝と署名で世論を広げ、仲間を増やし、悪政をストップさせましょう!

日曜検診に18名

15日、共済会恒例の集団健診に18名が参加、マイクロバスで広島共立病院へ出かけました。

本来は出張健診を復活していただきたいのですが、医師の体制等スタッフ確保が難しい状態が続いており、近年は北民商と同日に別枠を確保していただき「日曜健診」を行っています。

共立病院の健診センターはワンフロアで全ての検査が出来、あっちこっち移動しなくていいので好評です。
「体が資本」の自営業者のみなさん、年に一度は健康診断を受けましょう。
共済会、婦人部とも健診助成金があります。

仲間を増やし、インボイス導入中止を実現しよう!

春の運動目標決まる17日、庄原民商は理事会を開き、「2023春の運動」の活動や予算について話し合いました。冒頭、松浦会長は「岸田内閣の大暴走でとんでもないことになっている。国民のため商売人のため、力を合わせて頑張ろう」と呼びかけました。
拡大目標と2・中央集会19へ2名参加を予定した運動予算案が提案され、承認されました。宣伝活動として、県連作成のポスターを配布し目につくところに貼ってもらう事としました。
班会で渡したり、役員が届けます。ご協力お願いします。
目標
会員拡大各支部3名
読者拡大各支部5名
★共済加入9名気軽に声をかけましょう!

3・13重税反対全国統一行動庄原集会は、昨年と同様、庄原北公園を会場に、3年ぶりにデモ行進をする方向で調整します。
インボイス中止にむけて、「登録事業者届出」期限が3月末に迫っているとの大宣伝に「申請手続きは9月30日まで大丈夫」と知らせること、インボイスの内容を知らせること、消費税減税と合わせて署名を集め、世論を広げることを確認しました。
また、年末に突如出てきた「税務相談停止命令制度の創設」は民主団体への威圧であり、税金の集め方と使い道を正すために中小業者や農民、年金者などが取り組む自主申告運動の弱体化を狙ったものです。インボイス実施、軍拡・大増税と軌を一にした弾圧立法であり、許されません。
法案の中身を知らせ緊急に署名を集めることとしました。
最後に、バイオマス裁判の報告を受け、散会しました。

 

控訴審でもずさんな審査を断罪し、控訴棄却の判決

庄原市は判決を真摯に受け止め、上告するな!地元議員に働きかけを!
市内の住民11名が2015年7月に起こしたバイオマス住民訴訟は昨年3月30日に原告勝訴の判決が下りました。これに対し被告庄原市と補助参加人の滝口前市長が相次いで控訴していたものです。今日の判決で広島高等裁判所は原判決の事実認定を維持し、滝口前市長には重大とも言える過失があったと認定しました。
その核心は、
①補助事業を遂行する上で必要な材料について、庄原市が県立広島大学と共同で行った調査を庄原市が否定し、材料供給業者であるT産業の言い分を鵜呑みにして、都合のよい数字を採用したこと

②事業で製造する製品の販路についても、控訴審で庄原市側が提出した新たな資料と言われるものは製造物を購入すると確約するものではないこと

③資金についても総額を調達できる根拠は、ジュオンやグリーンケミカルの言い分をそのまま承認し、実質的な調査が不十分だったことと判断しました。

また、滝口前市長の積極的な関与なくしてこの補助事業は推進されなかったことを、滝口前市長の市議会での説明、農政局への要請、地元選出国会議員への陳情、組織改正によって補助事業を市長直轄の体制にしたことなどを認定し、滝口前市長が前のめりになることによって不十分な審査で事業採択をし、補助金交付決定に至ったことは明らかで、結果的に庄原市に多額の損害を与えたことに責任があるとしました。 控訴人(庄原市)が主張していた、
そもそも訴訟に前置される住民監査請求が期間内になされていないので不当な訴訟提起だとした点についても、補助金を交付した時点において庄原市に実質的な損害が発生していないことは明らかであるから、国から補助金の返還を通知された日を基準にすべきで、住民監査請求はその要件を満たしていると明快に断じました。
庄原市は今回の判決を真摯に受け止め、市民の貴重な税金をこれ以上訴訟に使うことのないよう強く求めます。

庄原市に新型コロナ危機打開!

物価高騰から小規模企業・家族経営者を守る要望書提出

8日、松浦会長はじめ三役4名は木山庄原市長へ「新型コロナ危機打開!物価高騰から小規模企業・家族経営者を守るための要望書」を提出し、大原副市長、堀井商工観光課長が同席して懇談しました。(要望書は裏面に掲載)

参考資料として、7月に県内民商で取り組んだ「営業動向調査2022報告集」とひと言欄をまとめたものを渡し、要望の趣旨とともに、コロナと物価高騰で「今が一番苦しい」事業者の実情を伝え、地域経済を守るためにも、有効な支援をしてほしいと訴えました。市長は「零細から大企業まで大変な影響を受けているのは承知しているし、市のコロナ対策は国・県の支援に加えて実施したものもあれば、独自の支援もしている。ただ、カネがいくらあっても足りない」と述べるのみでした。繰り返し要望をしていかなければ伝わらない事を感じました。

飼料・肥料高騰で商工新聞が取材に
東城支部・八幡班は日、127名が参加して定例班会を開きました。先月の班会で畜産経営危機打開の農水省への要望書を記入して送ったところ、商工新聞社から「畜産農家の実態を取材し、怒りの声を記事にしたい」と記者の派遣があり、班会も取材に来られました。

インボイスで議論沸騰
班会では2023年「春の運動袋」を配布し、最初に仲間を増やすための「つながりカード」への記入・商工新聞見本紙の活用を訴えました。
続いて自主計算パンフレット、署名用紙について説明すると、「インボイスの署名をなんぼう(いくら)集めても、役に立たんのんじゃないか。この前も署名を集めたがえぇことにならんかったじゃないの」「署名が集まることも大事なことじゃが、署名を訴えていくことでインボイス制度の中身を知らせて、世論を広げることが重要なんじゃ」「そもそもインボイスは小規模な農家に関係があるんかいの」「この前は声優や俳優、アニメーターなど1200人が日比谷野外音楽堂に集まって、中止や延期を求める集会をするなど、運動は広がっている」「そもそも複数税率を作るけぇ混乱するんじゃ。売上が軽減8%、仕入や経費は%な10んておかしな計算をせにゃあいけんようなこたぁやめて、単一税率にしてくれりゃあ、みやすい(簡単な)んじゃ」「複数税率にするけぇインボイス制度が必要じゃ言うんなら、やっぱり単一税率に戻してくれりゃあえぇ」「やっぱりお客さんから預かった消費税をキチンと計算せにゃあいけんじゃろ」など議論百出。しかし、商工新聞の記事を紹介し「お客さんが消費税を支払った気になっとるだけで、事業者が消費税を預かれとはなっとらん。消費税を貰うも貰わんも自由じゃが、税務署へ申告するときには税込みで売り上げたとみなして計算する仕組みになっとる。税務署が言うように預り金なんかじゃないんですよ」と説明して、とりあえず署名の話は終え、自主計算パンフレットについての説明と宣伝カー運行への協力を訴えました。
その後、飼料や肥料の高騰の実態についての話になり、「値上げの終わりが見えん。飼料代だけで原価ギリギリ」「乳代が円上がったけど焼け石10に水。搾りゃあ搾るほど赤字になる」「国のいうように大規模化しとる者ほど値上がりの影響をモロに受けとる」などの実態が出されました。
また、藤木、谷口両市議会議員(共産党)が畜産農家の生の声を聞きたいと班会に参加し、資料、肥料の高騰や原価割れの実態などに熱心に耳を傾け、議会質問に役立てたいと話しておられました。

 

班会で自主計算パフレットを学習し、徴税攻勢をはね返そう

この秋、県内各地で税務調査が行われました。
特に民商会員外への調査では、納税者の無知につけ込み、「質問応答記録書」を作成し、署名を求める事案があります。過去には「所得を隠した」と虚偽の事項を「質問応答記録書」に記入し署名押印させ、7年さかのぼり重加算税まで追徴する不当事例も発生しています。
庄原税務署でも、税務署や商工会で申告していたにも関わらず、発生主義や記録保存の説明もなく、申告が終わったので資料を廃棄してしまった納税者に「所得を隠していた」と署名させ、重加算税(35%)の対象とする事案も発生しています。知らないことは損をすることです。商工新聞や自主計算パンフが役立ちます。

年が明けると「春の運動」班会が始まります。班会に集まり、納税者の権利や税務調査の心得を学び、話し合いましょう。厳しくなる事が予想される徴税攻勢に対抗するには、原資記録の保存(ネットでの受発注も含む)と帳簿が重要です。これから帳簿や領収書の整理をし、確定申告の準備をされることと思いますが、「自主計算パンフレット」などを参考に、洩れのないよう進めましょう。